ミス慶応からフリーアナウンサーになり外資系コンサルティング会社アクセンチュア勤務という輝かしい経歴の高橋茉莉さん。
国民民主党から衆議院補欠選挙立候補予定だった時の演説で、
「今も多額の奨学金支払いを背負い、生活が苦しい。生きることに困らない社会を実現したいと政治を志すようになった」
と語っていました。
立候補をやめることになった時も、自らを『底辺で頑張る女子』と言っています。
それを聞いた世間からは、高橋茉莉さんて本当に「底辺の女子」なの?という声があがっています。
そこで、
- 高橋茉莉は慶応からアナウンサー、アクセンチュアで本当に底辺?
- 慶応からアナウンサーの高橋茉莉は底辺の女子と呼べない理由4選!
- 高橋茉莉の貧困はただのアピールなのか?
以上について解説したいと思います。
高橋茉莉は慶応からアナウンサー、アクセンチュアで本当に底辺?
生活苦とは無縁そうな美貌をもつ高橋茉莉さんですが、本当に底辺女子と言えるのでしょうか?
高橋茉莉本人は生活苦をアピールしている!
国民民主党公認で衆院選に立候補予定だった高橋茉莉さんは、
「今でも1千万円近くの奨学金の支払いを背負いながら、79歳の両親の面倒を見ている。まじめに勉強を頑張ってきたのに、物価と税金は上がって賃金は上がらず、生活が苦しい。おかしいと心から思った。皆さんが生きることに困らない、安心して暮らせる社会を実現したいと政治を志すようになりました」
よろず~ニュース
と政界に進出する理由を語っていました。
- 「1千万円近くの奨学金の支払いを背負い」
- 「両親の面倒を見ている」
- 「生活が苦しい」
生活が苦しくて、生きることに困っている皆さんと私は一緒です、ということを印象付けるものでした。
その後、ラウンジ嬢の経験が取り上げられて結果、立候補を断念せざるを得なくなった際にも
「生活保護を経験し、頑張って奨学金で慶應を卒業しましたが、多額の返済が残りました。
日刊スポーツ
多額の返済が長期に残らないよう、1日でも早く返したいという気持ちが強く、
一時期ラウンジで働きました。
それが悪いこととして立候補できないのであれば、
『底辺で頑張る女子は一生チャレンジすら許されない』のでしょうか」
とXに投稿し、
- 「生活保護経験」
- 「奨学金」
- 「多額の返済」
- 「底辺で頑張る女子」
いかに自分が現在も苦労人であるかということを強調しました。
【高橋茉莉プロフィール】
名前:高橋茉莉(たかはし まり)
生年月日:1996年11月12日、27歳(2024年2月時点)
家族:父(79歳)、母、本人の3人家族
大学:2020年慶應義塾大学文学部人間科学専攻卒業
2016年(大学2年時)ミス慶応コンテスト・ファイナリスト
2018年(大学4年時)ミス日本東日本代表
職歴:2018年から事務所に所属してフリーアナウンサー
2020年~アクセンチュア
キラキラしたように見えるプロフィールですね。ですが、こんな背景もあると言っています。
- 子どもの頃はとても裕福で、小学校受験で立教女学院小学校に入り、大学まで附属の予定だったが公立に転向した
- 小学校5年の時に父親の会社が倒産し、生活が一変した。
- 会社倒産以降、母親がうつ病発症。父親も高齢なため、生活が苦しくなる。
- 中高は公立、大学は私学の慶応大学に奨学金で通い卒業した。
生活保護を受給していた期間があることは確かなようですが、
いつ、どれくらいの期間受給していたかはまだ明らかにされていません。
ミス慶応、ミス日本、アナウンサー、アクセンチュア、に対しての「生活保護」のイメージギャップに、
こんな声が挙がっています。
高橋茉莉さんて、立候補から急に自分の生活は苦しいとか底辺女子だとか言い始めた感じなんですが、本当だと思いますか?
Yahoo知恵袋
アクセンチュアで働いてるのに生活苦しいとか嘘くさいです
多額の奨学金で大学行ったとか言ってるけどほんとの苦学生はこの人の大学生活みたいにはできないですよね?
慶応からアクセンチュアの高橋茉莉は底辺の女子と呼べない理由4選!
高橋茉莉さんについて調べていくと、「生活保護を受給するほどの生活苦」のイメージからはかけ離れた要素がみつかりました。
底辺の女子と呼べない理由① バレエ歴が14年
慶応大学内の塾生新聞や、『美学生図鑑』に取り上げられた際にバレエ歴が長いことを語っています。
3歳から14年間ずっとバレエとダンスを習っていたということで、
父親の会社が倒産したという小5以降もずっとバレエを続けてきたそうです。
バレエといえば、
- 月謝は週1回レッスンだけでも平均月1万円前後と、他の習い事と比べて高額
- 定期的な発表会の度に衣装代などが別途かかる
小5以降は貧困だったと話している高橋茉莉さんですが、
一人娘のために生活が苦しいながらもご両親がバレエだけは習えるよう計らってくれたのでしょうか?
いずれにせよバレエの継続は生活苦とはギャップがあります。
底辺の女子と呼べない理由② アクセンチュアの給料
「今でも1千万円近くの奨学金の支払いを背負いながら、79歳の両親の面倒を見ている。まじめに勉強を頑張ってきたのに、物価と税金は上がって賃金は上がらず、生活が苦しい。おかしいと心から思った。皆さんが生きることに困らない、安心して暮らせる社会を実現したいと政治を志すようになりました」と熱弁した。
よろず~ニュース
立候補予定の時の演説での言葉です。
「今でも1千万近くの支払い」は本当なのでしょうか?
高橋茉莉さんは2020年に新卒で外資系コンサルティング会社のアクセンチュアに就職しています。
【アクセンチュアの給与】
高橋茉莉さんは20代で最も低い水準だとしても年収700万円前後、現在は入社4年目ということなので、丸3年は働いているはずです。
これだけの高い収入がありながら、未だに奨学金返済が1000万円あると言っていることにとても違和感があります。
しかも、フリーアナウンサーとしての活動をアクセンチュア勤務と並行して行っています。
こちらは2022年10月の投稿です。
高橋茉莉さんは2020年からアクセンチュアに勤務しています。
インスタグラムでは2020年以降にも司会などこなす様子が度々投稿されています。
つまりダブルワークですね。
司会業からの収入もあったということになります。
そもそも、仮に慶応大学をすべて貸与型の奨学金のみで卒業したら、いくら借金することになるのでしょうか?
【慶應義塾大学文学部の学費】
初年度約137万円、2年生以降は年間約117万円だそうです。
文学部は4年制なので、学費合計488万円。
学生生活にゆとりを持たせるために多めに借りたとしても1000万円はかなり多めの額です。
でも仮に多めに1000万円奨学金で借りていたとして、
- 27歳の現在、全く返済額が減っていないということは不自然ではないか?
- 奨学金返済のためにラウンジで一生懸命働いたというお金はどこにいったのか?
演説で話した「1000万円」という額が苦労人のイメージを作るために盛られていたか、
あるいはかなりお金に計画性がないか?ということになってしまいます。
底辺の女子と呼べない理由③ 慶応在学中に2カ月ニューヨークでインターンをした
大学4年生の時にニューヨークのブルックリンに2カ月住み、新聞社でインターンシップをやったそうです。
それに選ばれる能力はすごいですよね!
海外インターンシップは、
- インターンシップは有給と無給がある。
- 仮に有給のインターンシップであっても正社員のようなお給料がもらえるわけではない。
- ニューヨークでの有給インターンシップの給与相場は月1000$程度だと言われている。
- 諸費用(渡航費、住居費、ビザ申請代など)はほぼすべて自分で持つ。
実態としては自腹で結構な費用を払って経験を買うようなものです。
ニューヨークでインターンシップをした場合に必要な諸費用はこちらです。
高橋茉莉さんは2カ月間のインターンシップだったとのことなので、1ヶ月と3カ月の間だとして、60~70万円程度でしょうか。
得られる経験はとても大きなものかもしれませんが、この費用を出すゆとりがある人にしかできないことです。
底辺の女子と呼べない理由④ 慶応時代から旅行をたくさんしている
高橋茉莉さんが慶応4年の時、フリーアナウンサーとしても活動していて「gee up sprout」というチャンネルに出演していました。
そのチャンネルで、高橋茉莉さんがこう答える場面がありました。
夏休みにアルバイトをしないで旅行ばっかりする余裕があるんだなぁ、と感じませんか?
高橋茉莉の貧困はただのアピールなのか?
選挙のために誇張していた可能性はあり
高橋茉莉さんの大学入学以降の生活が貧困だったかどうかというと、
アルバイトに明け暮れる一般的な「苦学生」には当てはまらないでしょう。
でも「貧しい」の基準は人それぞれです。高橋茉莉さんは生活が苦しいと感じているのかもしれません。
ID非公開さん
Yahoo知恵袋
無理をして奨学金を借りて慶應へ行き、返済に困ってラウンジという記事を読んだけど生保のタイミングが解せない。
高校時代に受給家庭だったか大学で世帯分離して単身受給してたか。
ただ、高卒で働かず大学へ行く段階で貧困とは言わない。貧困なら働き手にならざるを得ないはず。 それもこれも胡散臭さが出て公認取り消しかもしれない。
彼女の売りの慶應(文学部だけど)卒がマイナスになった。
たしかに、私立大学に行く選択をした時点で底辺ではないかもしれませんね。
国立大学であれば、学費は約半額で済みます。
選挙演説では、市民の気持ちがわかる、市民に寄り添える候補者が選ばれるでしょう。
共感を得るために自身の苦労や貧しさを強調することは選挙ではよくあることかもしれません。
まとめ:高橋茉莉は底辺の女子と呼べない理由4選!慶応からアクセンチュアで年収がヤバい!
小5の時に経験した生活レベルの急な低下はとても辛かっただろうと思います。
そこから常に努力を怠らなかったからこそ、今の高橋茉莉さんがあるのでしょう。
でもやはり「底辺の女子」とまでは呼べない気がしました。
政界からは去ることになったようですが、今後別の形で野望を貫いてくれるのか注目したいと思います。