日本のメガバンク3行のうちの一つである三井住友銀行が、工藤禎子さんが4月1日付で代表権のある副頭取に昇格する人事を発表ました。
副頭取に女性が就くのは初のケースとなります。
現在工藤禎子さんは59歳とのことですが、どのような時代背景の中、働いて来られたのでしょうか。
また私生活では夫や子供など、家族構成も気になりますね。
- smbc副頭取の工藤禎子wiki経歴プロフィール
- 工藤禎子の家族構成、夫や子供は?
今回はこちらについてまとめていきたいと思います。
smbc副頭取の工藤禎子wiki経歴プロフィール!
smbc副頭取の工藤禎子wiki経歴プロフィール!
- 名前:工藤禎子(くどう ていこ)
- 生年月日:1964年5月22日
- 年齢:59歳(2024年3月時点)
- 出身地:神奈川県横浜市
- 勤務先:三井住友銀行
- 役職:副頭取
- 大学:慶応義塾大学 経済学部経済学科
大学時代の部活:体育会庭球部(テニス部) - 高校:フェリス女学院高校
- 中学:フェリス女学院中学校
- 大学時代は体育会テニス部に所属、毎日午前9時から午後3時まで練習に明け暮れた
- 時はバブル前夜の景気絶好調時代。女子大生がもてはやされ、キャンパスにはきらびやかな同級生がいる中、真っ黒に日焼けして化粧気のない大学生活を過ごした。
体育会系女子ななのですね!
バブル期、周囲がきらびやかでも流されずにいた、芯の通った女性なのでしょう。
工藤禎子の経歴
- 1987年:住友銀行に入行 (女性総合職第1期生)
- 1990年:国際業務部に配属
~~1991年 三井銀行と住友銀行が合併、三井住友銀行となる~~ - 1996年:香港駐在(現地法人でデリバティブ業務を経験)
- 2014年:執行役員 (女性初)
- 2017年:三井住友銀行 常務執行役員就に任
- 2018年:トヨタ自動車社外取締役に就任
- 2020年:三井住友銀行 専務執行役員に就任
兼 三井住友フィナンシャルグループ 専務執行役員に就任 - 2021年:三井住友銀行 取締役執行役専務に就任
兼 三井住友フィナンシャルグループ 取締役執行役専務に就任 - 2024年4月:三井住友銀行 代表取締役 兼 副頭取執行役員
女性の総合職採用が開始されたばかりの1期生で副頭取まで上り詰めた工藤禎子さん。
どれほど強者な女性かと想像しましたが、
本当に物腰が柔らかく、拍子抜けするほど声も高めでソフト。意外でした。
こちらのリンク動画から、話す工藤禎子さんを見ることができます。
就職したのは男女雇用機会均等法施行の翌年!
就職した1987年は、男女雇用機会均等法施行の翌年でした。
女性総合職1期生として入行したものの、ロールモデルはどこにもいません。
女性総合職社員の扱いに周囲も戸惑っていている中でキャリアがスタートしました。
2014年に女性初の執行役員に就任した際、アメリカのブルームバーグ社からインタビューを受け、就職直後のことをこのように工藤禎子さんは話しています。
(訳)入行直後は大変なことがとても多く、(総合職社員であっても女子は)お茶くみ(Tea Lady)も課せられました。
bloomberg
なんと2年間、一般職女子社員と同じ制服を着てお茶くみをしたそうです!
どうなっていくのかもよくわからない中、
とにかく長く仕事を続けて、社会の役に立ちたいという思いは強く持っていたそうです。
工藤禎子の家族構成、夫や子供は?
工藤禎子さんの家族構成に関する情報は全くありませんでした。
女性初の「執行役員」「常務執行役員」「専務執行役員」など昇格のたびに日本だけでなく海外のメディアからもインタビューを受けており、
「女性が日本で働き続けること」が主題で話す記事が多かったため
ご自身の私生活情報が少しでも含まれていることを期待しましたが、全くありませんでした。
工藤禎子さんの得意分野であるプロジェクトファイナンスの仕事について、
案件完了まで時間がかかり、徹夜で働くこともあった
と言っていることから、激務を続けてこられています。
絶え間なくキャリアを積んでこられたので、産休などのブランクは無かったのではないかと推測します。
夫については、理解のある男性なら結婚されている可能性はあるかもしれませんが、
動画を確認したところ結婚指輪はしていませんでした。
まとめ:smbc副頭取の工藤禎子wiki経歴プロフ!夫や子供など家族構成は?
昇格の度に「女性初」というタイトルで注目されてきた工藤禎子さんですが、
ご本人は「こうあらねば」という気負いはなく、常に自然体で目の前の事を大事に仕事してきた結果であることがわかりました。
男性社会の中で、男性に勝とうとしていないところが男性からも受け入れられてきたのかなという気がしました。
工藤禎子さんが活躍することで、女性社員のモチベーションも高まっていい風が吹くことを期待したいと思います。