時代劇や舞台でいつも美形で凛々しい姿を見せてくれる京本政樹さん。
しかしテレビ出演をするたびに「ノーズシャド-が濃すぎて気になる!」「厚化粧すぎない?」などのコメントがSNSに溢れかえるようです。
なぜ京本政樹さんは濃いノーズシャドーを入れ、厚化粧にするのでしょうか?
そのノーズシャドーと濃い化粧のルーツは大川橋蔵さんからきているとの情報も。
そこでこの記事では、
- 京本政樹が濃いノーズシャドーの厚化粧をする理由3選
- 京本政樹のノーズシャドーと厚化粧のお手本は大川橋蔵
これらについて解説したいと思います。
京本政樹のノーズシャドーが濃い!
京本政樹さんがテレビに出演すると、ノーズシャド-に関するコメントでSNSが賑わいます。
時代劇メイクの時でも結構がっつりなノーズシャドーですが、
洋服でテレビ出演する際にもかなり目立つノーズシャドーが入っていますね。
京本政樹が濃いノーズシャドーを入れた厚化粧の理由3選!
一般人の感覚からしたら、ちょっとノーズシャド-が濃すぎて厚化粧に思えてしまう京本政樹さん。
時代劇や舞台出演の時には特殊メイクだろうなとわかるのですが、
なぜ洋服の時にも濃くするのでしょうか。その理由を考察します。
理由1:美意識が高いから
京本政樹さんは地元大阪で高校を卒業した後、多摩美術大学に進学した経歴があります。
中退してしますが、現在は着物デザイナーとしても活動されており、
と言えます。
時代劇や舞台衣装を着ていない時であっても、「芸能人・京本政樹」としてのビジュアルに対して
一貫したこだわりがあるのかもしれませんね。
実際、普通の洋服着用でメディアに登場する京本政樹さんには明らかな一貫性があることがわかります。
- 前髪を右目にかかるようにおろす
- 右目をほとんど見せない
- 帽子を右に傾けて、右顔に影ができるようにかぶる
これらが徹底されていますよね。
そして必ずきちんとメイクをしています。もちろんノーズシャド-も。
芸能人としてのご自身のビジュアルに徹底した美意識があるのだと考えられます。
理由2:ファンのため
若い頃からの変わらぬ美しさ、京本政樹らしい雰囲気を保つ努力はファンのためでもあるでしょう。
ヘアスタイルをコロコロ変えたり、すっぴんのオフ状態を公開したりと、様々な姿を見せてファンを楽しませる芸能人もいますが、
何十年も一貫した変わらぬビジュアルで、この人と言えばこう!という期待に応え続ける芸能人もいます。
京本政樹さんのファンは、後者を求めているのではないでしょうか。
京本政樹さんのファンは、京本政樹さんのことを
と呼びます。
京様らしい、時代劇の美剣士という非現実感にはしっかりメイクとノーズシャド-の陰影は不可欠。
京本政樹さんはいつもファンの期待に応えているのです。
理由3:スタジオ照明とノーズシャドーのバランスが合わないことがある
京本政樹さんらしいビジュアルにはしっかりメイクにノーズシャド-は不可欠。
しかし2024年5月にNHK『ぽかぽか』に出演した時には、
と話題になったこともありました。
こうやって左顔ズームで切り取られると、たしかにびっくりな濃さですが、
X でするどい指摘をしている人が。
ノーズシャドーの左右差に注目すると、左右対称ではないと。
たしかにそうですね。左顔ノーズシャド-の方が濃いようです。
おそらく京本政樹さんは、
右顔は帽子と前髪で影になるから濃いノーズシャドーは不要
バランスをとるためにあえて左顔にだけ濃いノーズシャド-を入れた
と計算したと思われます。
しかし『ぽかぽか』スタジオの照明はかなり明るく、しかも下から上に向かって明るくする
「レフ板効果」が効き過ぎていた
と考えられます。
レフ板効果は別名「女優ライト」とも呼ばれ、シを飛ばす効果があります。
京本政樹さんのメイクは、このように上からの照明で目元に影ができると程良いのです。
『ぽかぽか』の時はレフ板で影が全く飛んでしまった状態で左顔ズームされたため、
ノーズシャドーが露わになりすぎたと考えられます。
京本政樹のノーズシャドーと厚化粧のお手本は大川橋蔵だった!
京本政樹さんは時代劇出演時も基本的にメイクはご自身でするそうです。
時代劇独特のメイク、京本政樹さんはどこから習得したのでしょうか。
2024年7月18日『徹子の部屋』に出演した際に、京本政樹さんにとっての ”師匠”の存在について語られました。
京本の時代劇の師匠は大スター・大川橋蔵さんで、初対面の時から化粧法や所作まで丁寧に伝授してくれ、プライベートでも付き合いが。今も感謝していると語る。
マイナビニュース
大川橋蔵さん(1929年~1984年)とは、かつての日本時代劇の名俳優。
『銭形平次』の主役で大人気でした。
この大川橋蔵さん、
という経歴を辿ってこられた方だそう。
元が歌舞伎役者さんなので、メイクに対する精神のルーツは歌舞伎にありそうです。
しかも昔の時代劇は、
このようにモノクロだったので、
メイクで顔に陰影をつける
ことも重要だったと考えられます。
さらに時代劇の二枚目俳優にとって、
すっきりと通った鼻筋
は不可欠なので、ノーズシャド-を入れるメイクは当時からあったでしょう。
メイクをしていない時の大川橋蔵さんのお姿がこちらです。
とっても端正なイケメンな方ですが、目自体は決して大きいわけではなく、
いかに時代劇ではがっつりと濃いメイクしていたかがわかると思います。
この精神を元に、京本政樹さんは大川橋蔵さんからメイク法を受け継いだのでしょうね。
まとめ:京本政樹が濃いノーズシャドーで厚化粧の理由3選!お手本は大川橋蔵だった!
何十年も前から変わらぬ姿、それだけで京本政樹さんの美意識が高いことがわかりますね。
芸能界の出発点が時代劇で、現在も時代劇を大切に活動されているので
ファンの方達も現代劇とは違う非現実感を京本政樹さんに求めているでしょう。
そのためにもノーズシャドーと厚化粧を徹底しているのだと思います。
ハイビジョン化が進み、スタジオ照明との相性などでたまに濃いノーズシャドーが目立ってびっくりされることもありますが、
京本政樹さんは京本政樹さんのスタイルを貫いて変わらずにいてほしいと思います。