トランプ元大統領が取材陣に向けて挙げた右手の親指、手のひら、人差し指に謎の赤い斑点がはっきりと映っており、実は病気を抱えているのでは?とさまざまな憶測が飛び交っています。
アメリカ大統領選挙に再び挑んでいる最中で、既に77歳であることから、トランプ氏の健康問題に関心が高まっている中で見つかった謎の赤い斑点。
その正体はゴルフのやりすぎでできた手マメだ、という説が最も真実味があったので、
今回はその根拠と、その他噂されている病気説の内容についてご紹介したいと思います。
【トランプ】手の赤い斑点はゴルフやりすぎ?
ゴルフでできたマメがつぶれた説が有力な理由とその根拠
様々な説の中で最も多かったのは、梅毒説vsゴルフの手マメ説 の二つでした。
ゴルフをやりすぎて手マメができることをゴルファーの間では「Golfer’s rash (ゴルファーの発疹)」と呼ぶそうです。
Golfer’s rash (ゴルファーの発疹)について説明している動画がいくつかありました。右利きゴルファーの右手人差し指、親指、掌の指の付け根にできるのは典型的。トランプは一日に18ラウンドを2回まわるほどのゴルファーなので、この方はゴルファーズ・ラッシュだと断言しています。梅毒説は民主党支持者の陰謀だとも言っています。
多くのゴルフレッスン記事でも、ゴルフでできやすいマメの位置が紹介されていました。ゴルフクラブを正しく握れているかが、できるマメの位置でわかるそうです。
トランプ氏にできている3つの位置は概ねこの図に存在するマメの位置だと言えます。
特にポイントとなるのは、親指の腹にできているということです。親指の腹にくっきりと傷ができるのは転倒など日常の外傷では(後述)起こりにくいため、ゴルフの手マメなら説明がつくことになります。
右側の画像は、ゴルフでマメが潰れた人の手です。位置は違いますが皮がベロっと剥けた感じ、とても似ています。
【トランプ】手の赤い斑点の正体・その他病気説の真相
梅毒説
ゴルフやりすぎ説と共にとても多かったのが、梅毒説でした。
第二期梅毒の手とトランプの手が酷似している
こちらの男性は、知人医師にトランプ氏の手の症状は何かを問い合わせたところ、第二期梅毒だと言われたらしくそれを動画で力説しています。
では第二期梅毒の症例写真を見てみましょう。
(※閲覧注意です)
↓↓↓
これはかなりトランプ氏の手とは違う気がします。
梅毒の方はまだらで手全体に症状があります。トランプ氏の手と比べて赤みが薄いです。
ヘルペス説
私にはヘルペスに見える
トランプはヘルペス持ってる、絶対彼を触らない方がいいよ!
このようにヘルペスを疑う人たちがいました。
では手のヘルペスの症例画像を見てみましょう。
トランプ氏の手のアップ画像がこちらです↓
見比べてみると部分的には似ていなくは無いですが、ヘルペスは小さいツブツブが重なって大きな発赤になっているのに対し、トランプ氏の方は赤い部分がくっきりと一つの塊で、境界が明瞭です。トランプ氏の方が赤みもかなり強いです。
外傷説
トランプ氏は現在、性的暴行疑惑の被告として裁判中で、前日にはその公判に出廷していました。公判内容が不服でこの日は怒りをぶちまけ机を手でバンバン叩いている姿を見た、手のただれはそのせいだとレポーターらしき女性が番組内で語っています。
X(Twitter)では医師が転んでできた傷ではないかとつぶやいています。
転んでできた傷かもしれない。77歳の人が転ぶのは珍しいことではない
机に手をバンバン叩いたり、転んだ時に手をついてできた外傷だとすると、傷の位置が不自然な気もします。親指の腹に傷ができることはなかなか無いのでは?
手の乾燥説
ニューヨークの皮膚科専門医ツァイヒナー医師は、手のただれを起こす一般的な原因として「手洗いのし過ぎによる手の乾燥症」を挙げています。トランプ氏は自ら潔癖症だと語っていることもあり、過剰な手洗いも考えられるとのことです。
冬場は寒冷に伴う皮膚乾燥症もよくあると言っています。
洗いすぎによる手荒れの症例写真↓
これも違う気がしますね。トランプ氏の手は局所的に症状があり、手荒れ乾燥症は手全体に症状があります。
その他
皮膚科専門医ツァイヒナー医師は、手の斑点はどんな病気にもあり得る症状で、トランプ氏の手の斑点も単なる虫刺されから重病まで、あらゆる要因による可能性がある。トランプ氏本人がそれを語る以外真実を知ることは不可能だと強調しています。
まとめ
トランプ氏本人が何も語っていないため、写真画像からの推測しかすることはできませんが、諸説の症例写真と見比べることによってある程度絞れたのではないかと思います。
本記事では、現段階ではゴルフでできたマメが潰れた説が最も有力と結論付けたいと思います。
しかし前述の皮膚科医が言っているように、手の斑点の原因は非常に幅広いため真相はトランプ氏本人が明かすまでははっきりしませんね。トランプ氏はこのことについて今後語るのでしょうか?注目したいと思います。