吉本新喜劇の曽麻綾さんをご存じでしょうか。メジャーリーグの大谷翔平さんの声明会見の通訳内容に私見を述べたニュースで知った方も多いのではないかと思います。
「4か国語を話すカナダ育ちの吉本新喜劇座員」と紹介されていますが、そう簡単にイメージできません。
一体どういう人物なのか知りたくなりませんか?
そこでこの記事では、
- 曽麻綾のwiki経歴プロフィール
- 曽麻綾の語学力は?英・仏・日・中、どのくらい話せる?
- 曽麻綾の大学は?どこで何を学んだ?
これらについて調査してまとめたいと思います。
曽麻綾のwiki経歴プロフィール!吉本新喜劇の英語ネイティブ才女!
一見すると普通の可愛い日本の女子に見えますね!
それでは曽麻綾さんのプロフィールを確認しましょう。
- 芸名:曽麻 綾(そうま あや)
- 本名:曽 麻綾(そう まあや)
- 生年月日:1998年5月28日(25歳 2024年3月時点)
- 国籍:日本
- 身長:169cm
- 出身:カナダ・バンクーバー生まれ、カナダ・バンクーバー育ち(19歳まで)
- 家族:父(中国×台湾ハーフ、関西生まれ)、母(福岡出身の日本人)、弟(4歳下)
- 母国語:英語・フランス語
- 話せる言語:英語、フランス語、日本語、中国語
- 大学:オタワにある大学を卒業間近で中退
- 所属・職業:吉本新喜劇座員
まだ25歳で、吉本新喜劇の中ではかなり若手の女性座員ですね。
生まれてから19歳までは一貫してカナダ在住だったということで、ご本人の中では「カナダ人」との自覚が強くあるのではないでしょうか。
生まれも育ちもカナダ、父親が中国×台湾のハーフ、母親日本人、母国をは英語とフランス語。
曽麻綾さんという一人の人物から何か色々と国名が出てきました!
苗字が曽麻(そうま)さんと間違えられすぎてそのまま芸名に!
父親が中国ルーツであるため、苗字は「曽(そう)」。
でもカナダから吉本のオーディションを受けに来た際、ことごとく「曽麻(そうま)さん」と間違ったところで区切られて呼ばれたそうです。
日本に「相馬」さんはよくいるので「曽麻」さん、たしかにアリな気はしますね。
日本語があまり話せなくて、日本で芸人になるなら「いかに日本人ぽくするか」が課題だった曽麻綾さん。
「そうま あや」にすれば日本人ぽいならそれ、芸名にしちゃおう!となったそうです。
国籍は大人になってから日本国籍を選択!
一時期は国籍を3つ持っていたこともあるとそうです。
- カナダ国籍:カナダで生まれたため
- 日本国籍:母親が日本人のため
- 中国籍または台湾籍:父親が中国×台湾のハーフのため
③については、「一時期3つ国籍を持っていたことがある」と話しているため、3つ目として可能性があるのは父親のルーツがある中国か台湾だと思われます。
日本は二重国籍を認めない国のため、21歳までにどれにするか選択する必要があり、
日本国籍を選択したのだそうです。
曽麻綾の語学力は?英・仏・日・中、どのくらい話せる?
曽麻綾さんは「英・仏・日・中」のクワドリンガル、4か国語スピーカーです。
それぞれの言語がどれくらい話せるのかを解説します。
【英語・フランス語】19歳までカナダ育ち、この2か国語は母国語! ※動画あり
曽麻綾さんは19歳になるまでカナダ・バンクーバーで生まれ育ちました。
カナダは公用語が英語とフランス語の二か国語の国。
州によって英語圏とフランス語圏があり、バンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州は英語圏です。
英語圏で育ったため、日常生活は英語だったそうです。
しかし、小学校からはフランス語で学ぶ学校に通ったそうなので、勉学はフランス語。
小さい頃から英語とフランス語に浸かりながら育ったため、
と言っています。
これだけで既にものすごいハイスペックで、脳が活性化されて育ちそうですね!
曽麻綾さんは、育ちや語学に関しては基本的に
だと考えておいた方がよさそうです。本人も、「英語が上手な帰国子女の日本人」と勘違いされることが多いけれど、実際は
日本語が上手な外国人
だと認識しています。
曽麻綾さんの英語フランス語がどんな感じなのか聞いてみたいですね!
こちらの動画では、英語フランス語のアナウンスは曽麻綾さんが話していますよ!
【日本語】吉本に入るために19歳から猛勉強!
関西生まれの中国人の父と、福岡生まれの純日本人の母のご両親が、家庭内でどのくらい日本語を使っていたかはわかっていません。
父親は吉本新喜劇のファンで、日本の親戚から新喜劇を録画したビデオをカナダに送ってもらい、小さい頃は家庭で観ることがあったそうです。しかし、
4,5歳の頃、ほとんど何を言ってるのかわからなかったけど、
雰囲気で面白いのはわかっていた
幼児期にすでにあまり日本語はわかっていなかったようなので、家庭内も英語メインだったのかなと思われます。
19歳で吉本のオーディションを受けることを突如思い立ち、書類審査を通過して、面接に呼ばれるまでの4日間で、面接の想定問答を考えてそれを丸暗記して臨んだとのこと。
漢字もよくわからないし、面接で聞かれそうな単語をインプットして、
Google翻訳のスピーカー機能の音から回答文を丸暗記して面接に臨んだ
いや、すごくないですか!? 本当に地頭がいい人の対策と実践力ですね!
見事ヨシモトに合格してからは、日本語とお笑いの勉強も兼ねて
お笑いの番組をすべて録画して見まくった
この抜群の集中力でグングン日本語は上達します。
2019年12月、曽麻綾さんが来日してからまだ2年弱しか経っていない時に出演した、
『【吉本新喜劇】にいなチャンネル』
での曽麻綾さんの日本語力、もうビックリの上手さでした。
語彙や文法もさることながら、驚くのがその発音のナチュラルさです。
外国人が日本語を話すと、流暢でも発音やイントネーションで「外国人のしゃべる日本語」とバレがちです。
例えば。ケインコスギさんは「日本にルーツがある外国生まれ外国育ち」の方で、曽麻綾さんと条件的には似ています。
でもケインコスギさんは日本語の発音に特徴があり、モノマネされます。
イジられるスキが全くないのが曽麻綾さんの日本語なんです。
しかしながら曽麻綾さん本人はつい最近まで
日本語に自信がない。大丈夫ですか?話せてますか?
と言っています。
本人の心配をよそに、自然すぎる日本語と、全く日本人のルックスで、曽麻綾さんがカナダ出身だと知らない吉本芸人も今はたくさんいるそうです。
【中国語】大学に入ってから勉強を始めてまだ勉強中!
父親が中国人ルーツなので中国語は得意かと思いきや、大学に入るまではほぼ素養もなかったようです。
曽麻綾さんが話せる「英・仏・日・中」の4か国語の中では中国スキルが一番下とのこと。
綺麗には話せないけど、一応今も勉強中
しかしYouTube『にいなチャンネル』では中国語に訳したギャグを即興で披露していましたよ。
英語ネイティブの人にとっては中国語は文法がほぼ同じだから習得しやすいといいます。
使いこなせるってすごいですね!
曽麻綾の大学は?どこで何を学んだ?
才女のにおいがプンプンする曽麻綾さんですが、どこの大学に通っていたのでしょうか。
オタワ大学で政治学や国際学を学んでいた!しかし吉本に入るために中退!
曽麻綾さんは、具体的な大学名は明かしていません。
YouTube『レイチェルちゃんねる』にゲスト出演した際、「大学はカナダのオタワにあった」と明かしています。
カナダのオタワには大学が複数ありますが、
オタワ大学が有力とされる理由は以下の通りです。
- 外交官を目指して、政治学や国際学を学んでいた
- 高校の成績がとても良かったため、大学の授業料は免除対象の学生だった
- 2学年飛び級していた
もう、かなりの優等生だったことがうかがえますね。
外交官を目指す人が選ぶ大学というところから、レベルの高い大学であったことは間違いなさそうです。
オタワにある大学の中でトップなのがオタワ大学です。
【オタワ大学】
- カナダの首都オタワに所在し、世界最大の英仏バイリンガル大学
- カナダの国内に約90校以上ある大学の中で7位
オタワにある2番手であるカールトン大学は、国内ランキング的にオタワ大学と間が開きます。
「英語フランス語のバイリンガル大学」というのも、曽麻綾さんにピッタリ当てはまる大学ではないでしょうか。
通っていたのはオタワ大学でほぼ決まりなのではないかと思われます。
優等生まっしぐらで来ていた曽麻綾さんですが、19歳の頃に外交官を目指すことに疑問を持ち始めます。
心がふさぎ込んでいた時、吉本新喜劇の動画に出会い、
吉本新喜劇に癒された。そんな風に人を癒せる仕事をしたい
外交官になることよりも吉本新喜劇の世界に強く惹かれ始めます。
- 時間を無駄にするのは好きじゃない
- 決めたらすぐに行動したい
これが心情だという曽麻綾さんは、即行動に出て吉本のオーディションをみつけて応募します。
面接に呼ばれますが、大阪までオタワから往復するには大学を1週間休まなければならず、
1週間の欠席は成績には致命的になることを察して、
と、退学してしまいました。
既に卒業間近だったそうです。行動力がすさまじいです。
まとめ:曽麻綾の語学力や大学などwiki経歴プロフ!吉本新喜劇の英語ネイティブ才女!
曽麻綾さんは、英語が上手な帰国子女なのではなくて、日本語が上手なカナダ人、の方が近いようですね。
しかし吉本に合格してからの日本語と日本のお笑いに対する向学心はすさまじいので、
これからあっという間に日本語も母国語レベルになるのではないでしょうか。
大阪の吉本新喜劇は訪日客に対してのサービスも始めている様で、外国人客が増えたら曽麻綾さんが活躍できる場は増えそうですね!
曽麻綾さんの飛躍に期待したいと思います。